2024-02-18 ヤマザキパン地獄のバイト8日目(6連勤の5日目)

2024-02-18 ヤマザキパン地獄のバイト8日目(6連勤の5日目)

 

今日は朝目覚ましの音で目が覚めて起きようとしたら体が全く動かなかった

体に全く力が入らなくて、体が動かなくて起き上がることはできなかった

なんとか30分かけて起きることができた

起きたら全身が筋肉痛だ

朝何もすることができずにすぐに車で家を出た

でも、体に全く力が入らない

食欲もまったくわかない

今日はもう限界だと思った

食堂に行って、朝ごはんにパンを食べようとしても絶対に喉を通らない

何も食べずに仕事に出たら、間違いなく倒れる

何か食べやすいものを口に入れないといけないと思った

通勤中にすけさんうどんがあることを思い出した

かけうどんなら食べられそうだと思った

資さんうどん原店は24時間営業なので朝でも入ることができた

体に全く力が入らない足取りのまま店の中に入ると座ってすぐにかけうどんとかしわご飯おにぎり一個を注文した

全部で500円ちょうどだった


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注文して待っていたら、店内がエアコンで暖かいことに気づいた

外は車が凍っているくらいに寒かった

店の中のエアコンの暖かさを感じて涙が溢れてき

2分でうどんが来た


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食事の前に久しぶりに手を合わせて五観の偈(ごかんのげ)を唱えた

曹洞宗での食事の祈りの言葉だ

ゴカンノゲはこんなの
https://youtu.be/JwS8aI-vDvI?si=lOsCIKA5gztuNz3Q

みんなが言う「いただきます」はゴカンノゲの1つ目だけを唱えてる感じ

うどんを食べたらとても優しい味でまた、涙が溢れてきた

前食べた時はかけうどんは味がないと思ったけれどその時食べたかけうどんは心と体に染み渡るようなとても優しい味でとても美味しかった

かしわご飯、おにぎりも味付けが濃すぎないで、ちょうど良くて食べやすかった

いつものただパンのような詰め込むだけのような餌のような食べ方ではなく、
曹洞宗の食べ方でゆっくりと味わって食べた

うどんの残ったつゆにおぼろ昆布を入れて昆布のスープにして飲み干した

今までなんとなく食べていたけれど、こんなに繊細でやさしいダシだとは思わなかった


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食べ終わって店の外に出て体に力が戻っているのを感じた

もうダメだと思っていたけど、まだ何とかやれそうだと思った

自衛隊の人が食事のことで話していたのだが
  冷たいメシだと力が出ない
と言っていたのを思い出した

僕が元気をなくしていたのは、もしかしたら食事が冷め切ったパンしか食べていなかったことなのも理由の一つだったのかもしれない

そして、温かい食事っていうのがこれほど体に活力をもたらすものだということを初めて実感した

 


今日の部署はまた同じ生ケーキだったけど、初めての仕事だった

指示をする人が僕に「サラダ氏」と言っていた

また意味不明なヤマザキパン用語が出てきたと思っていた

「皿出し」だった

流れてくる扇形のケーキ二つの奥側にパックのプレートを置く係だった

そんで隣の人がそのケーキを両手で僕が置いた皿に乗せる

今日1日は彼をひたすらずーっと行う作業だった

作業自体はとても簡単で、とても楽だった

今までで一番楽だったかもしれない

ただ簡単過ぎて飽きる

そして、流れてくるレールとケーキを見続けていたら、だんだんめまいがしてきてフラついて何度も倒れそうになった

まるで催眠術か洗脳にでもかけられているような気分だった

流れてくるレールを見続けることで、しっかりが歪んでフラフラでずっと倒れそうになりながら頑張ってやり続けていた

ただ、作業自体はとても簡単で楽だったのが救いだった

他の人にも聞いたのだが、
小言がうるさくて精神的に辛い小言おばさんはMさんでは?
と聞いてみたら、やはりその通りだった

もう1人、パワハラな感じの人がいた
僕よりも体格が立派で体がでかくて筋肉質な感じのEさんだ

他のパート?の人に「何回教えれば分かるん?!」と声をはりあげていた

このふたりが要注意人物だ

グーグルマップのレビューに書いてあった生ケーキの悪評の人はこのふたりで間違いないだろう

他の人達は男性も女性も皆とても親切で優しかった

 

そういえば何度聞いても「空番重(からばんじゅう)」が「カラまんじゅう」にしか聞こえない

しょっちゅう「カラマンジュウからづけてきて」と聞こえてくる

 

今日食べたものをまとめておく

朝 600kcal?
 資さんうどんのかけうどん、かしわおにぎり
昼 500kcal
 スティックパンハムマスタード
 ランチパックツナマヨ1.5倍
夜 250kcal
 セブン四個入りクリームパンを2個
合計 1350kcal


昼ごはんはやっぱりあんまり食べられなかった

何とか食べやすそうなパンを選んで何とか二個だけ食べられた感じだった
昨日も今日も肉まんがまったくなくて辛かった


午後も、まぁ全く同じで皿出しだけの仕事だ

ひたすら皿を出し続けるだけ

ものすごく僧坊筋と肩が痛くて何度もつりかけた

17時45分やっと終わると思っていた頃に係長がアルバイト1人1人に話しかけていた

今まで見たことがないことに嫌な予感がした

僕のところに来て、後から僕にボソボソ語りかけてきた

「今日7時まで続けられる?」

それを聞いて僕は気が遠くなって5秒くらい沈黙した

冗談じゃない!絶対に嫌だよ!

そう思って返事をした

「分かりました」

あ"あ"あ"あ"あ”

つい癖でいつもの感じで返事しちゃった!!!

訂正を告げる前に
「ありがとう」
と言われて立ち去ってしまった

詰んだ…終わった…
と思って視界が歪んだのを覚えている

五連勤の疲労で、空腹と疲労疲労困憊の極致の中でさらにラストに残業…

神はいないと思った

「若い時は苦労は買ってでもせよ」というのは絶対に嘘だ
それは単に若者から労働力を搾取するための謳い文句に違いないと思いながら残業してた
こんなきついだけの苦労なんかしてこれが一体なんの役に立つっていうんだよ…
そんなことを考えながら残業した

ラスト45分の掃除がまた凄くきつかった

残業の時に残った人数を数えてみたら、30人いったのに、残ったのは僕を含めてたった3人だった

こんな安くてきつい仕事を残業する変人(僕のこと)は10人に1人しかいないってことだな
と思った

なんとか19時に帰ってもいいと言ってもらえた

さすがにお昼500キロカロリーで7時間肉体労働はきつすぎた

疲労と空腹で疲労困憊の極致だった

さすがに空腹でヘロヘロでまともに帰れる自信がなかったので、食堂でパンを少しだけ食べた

家に帰ってブログを書く暇がなかったので、今車で運転中に音声入力で文字を入力している

全部音声入力で入力したので、読みにくかったらすみません

今日は本当にきつくてもう無理だと思ったけど、ブログを書かなきゃいけないしと思って、ブログを読んでくださる皆様のおかげでなんとか耐えられていると思っている

明日が六連勤の中のラスト1日だ

その翌日は休みだ

なんとかラスト1日気力を振り絞ってやろうと思う

僕は1度決めたことはやらねばならないと思うタイプだし
やると言ったら必ずやる人間だ

2月は目いっぱいきつい思いを経験しようと決めたので、必ずやり遂げたいと思っている

本当にレンジャー訓練かと思うほど、死ぬほどきつくて死ぬほど過酷だけど
本当にこんなきついのは生涯でもう二度とやることはないと思うので、とことん苦しんでみようと思う

千日回峰行で有名な天台宗の思想はたぶん「ひたすら苦痛や苦しい経験を乗り越えたら心の平穏が得られる」というとのだろう

ほんとに心の平穏得られるのか?

こんなきついことをやってこれがなんの役に立つんだ?
今はまだ全く分からないけど、どうせ2月だけだからやり抜いて試してみることにしよう