図(自作)もすべてフリー素材です。ご自由にお使いください。(間違ってなければいいけど。間違ってたらコメント下さい。これで正しいはず。)参考文献はパーフェクトマスター。
どこを削るのかを理解するためには、次の「4個所の接触」①②③④を正しくイメージできていないと理解できません。
下の図の☆が接触している位置①②③④の場所です。
咬頭嵌合位では「下の機能咬頭の咬頭頂」が「上の中心窩」に当たっている。①
偏心位では、
作業側で「上の機能咬頭の咬頭頂」が「下の内斜面」に当たっている。 ②
「下の機能咬頭の咬頭頂」が「上の内斜面」に当たっている。 ③
平衡側で「上の機能咬頭の咬頭頂」が「下の内斜面」に当たっている。 ④
フルバランスドオクルージョンの図↓
説明付きの画像↓
↓図に書いてる文字と同じのを書いてるだけ。
機能咬頭は、咬頭嵌合位のときに中心窩に当たってバランスを取る咬頭。
なので偏心位のときに削る時は機能咬頭を触らないようにする。偏心位での調整で削ったら咬頭嵌合位でのバランスが崩れるから。
フルバランスドオクルージョンは、偏心位では機能咬頭が「向かい側の内斜面」に当たってバランスを取る。だから偏心位の調整では機能咬頭は触らずに内斜面だけを削って調整する。
(緑)1.咬頭嵌合位で早期接触。
2.浮いたほうで咬む。
3.反対が丁度いい(偏心位で平衡側に早期接触ない)ならば、
咬頭嵌合位で上の中心窩を削る。
(橙)1.咬頭嵌合位で早期接触。
2.浮いたほうで咬む。
3.反対側が高い(偏心位で平衡側に早期接触)ならば、
咬頭嵌合位で下の機能咬頭の咬頭頂を削る
(赤)1.右か左で咬む(偏心位)。
2.作業側が高い。→上下の非機能咬頭の内斜面を削る(BULLの法則)。
(上下の機能咬頭の咬頭頂は触らずに調整するということ。)
3.非作業側が高い→下の非機能咬頭の内斜面を削る。
(上の機能咬頭の咬頭頂は触らずに調整するということ。)