【歯科】クラウンブリッジの要件

2024-01-07

第１　概要
　生物学的：生体に害が無いように。
　機能的　：機能を回復する。
　力学　　：壊れない、取れない。
　審美　　：見た目（性別、年齢）
　材料　　：

第２　詳細

１　生物学的要件
　生体にマイナスにならないように。歯や歯髄、歯周組織などに傷害を与えない。

　　辺縁封鎖性
　　　　二次齲蝕、歯周病の発症を防止
　　切削による歯髄への刺激を抑える。
　　歯髄を保護
　　　　プロビジヨナルレストレーシヨンの装着
　　隣接面接触関係（接触点、歯間離開度、鼓形空隙）
　　　　食片圧入防止
　　咬合接触関係
　　　　咬合性外傷を防止
　　カントゥア（軸面豊隆）
　　　　エマ一ジェンスプロファイル（歯頸部の立ち上がり部の形態）」が歯周組織と調和。
　　　　　　オーバーカン卜ゥアだとプラークが停滞する。アンターカン卜ゥアだと食物が歯肉に当たって外傷。
　　被蓋関係
　　　　舌、口唇、頰粘膜の誤咬を防止
　　咀嚼筋や顎関節の機能と調和
　　感覚に障害を及ぼさない
　　自浄性、清掃性

２　機能的要件
　生体にプラスになるように。

　　咀嚼•嚥下機能
　　　　ABCコンタクト（AB、BC）
　　構音機能

３　力学的要件
　機能時に離脱・破損しない。

　　支台歯と適合
　　支台歯形態
　　　　テーパー、クリアランス、保持形態

４　審美的要件

　　SPA要素（性別、性格、年齢）
　　診断用ワックスアップ、プロビジョナルレストレーション

５　材料学的要件
　材料に害がないこと。

　　毒性
　　プラーク付着
　　味覚に影響しない
　　耐摩耗性
　　耐腐食性
　　耐変色性
　　操作性・加工生

例題
麻布117web模試　正答率67%

（答）e