【紹介】シャーペンでなくボールぺんてるを使え(和田秀樹『受験は要領 テクニック編』)

【紹介】シャーペンでなくボールぺんてるを使え(和田秀樹『受験は要領 テクニック編』)

和田秀樹がどこかの本のどこかで「勉強にはシャーペンではなく筆圧のいらないボールぺんてるを使うべきだ」と書いていた記憶があったのだが十数年間見つからなかった。今日十数年ぶりにその箇所を偶然見つけたのでメモ&紹介しておく。


鉛筆は捨てろ、サインペンを使え
 受験勉強に鉛筆は必要ないというのが、私の持論である。受験勉強に鉛筆ほど不便な筆記用具はない。いってみれば、鉛筆は消しゴムとワンセットにして使う、きれいに書くための道具だ。鉛筆で書くと、ついつい間違ったところを消したくなるが、この消しゴムを使う時間、労力はムダとしかいえない。
 よく女の子がきれいにノートをとるために、せっせと鉛筆と消しゴムを使っているが、きれいなノートを作ると、受験ではまず勝てない。
 むしろ少々汚なくても、より多くの情報を詰めこんだノートのほうがずっと役に立つ。きれいなノートより、間違ったところが残っているきたないノートのほが、あとで自分の弱点をチェックできるから、受験生にとってはいいノートなのである。また情報量の多いノートを作るためにも、どうしても筆圧がかかってスピードがでない鉛筆は向かない。筆圧がかかる分手が疲れるし、ふと気付いたてのひらが真黒になって不快感を覚えるなんてこともままある。
 そこでオススメしたいのが、私も使っていたボールペンテルのようなすべりがいい筆記道具だ。筆圧がかからないから、ノートをとるのも面倒くさくなく作業ははるかに進む。消しゴムで消すことができないから、英語のスペルを間違えても、そのまま残るが、そのほうがその間違いをあとでチェックしやすい。”ああ、オレはここでtを抜かしたんだな"とノートを開く度に確認ができるというわけだ。間違いの残ったノートを作るのが受験に勝つコツである。





引用元:『受験は要領 テクニック編』 和田秀樹 pp.116-117 「鉛筆は捨てろ、サインペンを使え」

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